Episode.1.0-009
とあるアイドルに会うために日本に来た女の子がプロポーズ(?)されてアイドルになる話。
セブンスシスターズが好きで彼女たちに会うために日本語を覚えてナナスタにやってきたスース。
彼女のパフォーマンスを見て支配人はなんとかスースをアイドルにしようとプロポーズまがいのことをする。
ナナスタ内での支配人の地位は落ちたが、その代わりにスースをアイドルにすることには成功する。
何も言わずに空港に向かったスース。
勘違いしたナナスタの面々は彼女を呼び止めようとするが、スースにアイドルをやめる気はなく、ただ水着を受け取りに来ただけだった。
嵐みたいな子ですね。
怒ったムスビも良い。
以上、スースのスカウトでした。
Episode.1.0-008
外の世界のことをほとんど知らない女の子が、まだ見ぬ世界を求めてアイドルになる話。
世界でも有数の資産家、久遠寺家の娘であるシズカ。いわゆる箱入りのお嬢様である。
家同士の繋がりがあるのか、小さい頃からマナとは知り合いだったみたいだ。
幼馴染のマナがアイドルとして見た世界にシズカは憧れている。
孫を溺愛するがゆえに、シズカがアイドルになることに反対する祖父。彼を説得して、アイドルになることを許してもらおうとするシズカ。
シズカの熱意とマナの手助けのおかげで無事にアイドルになることを認めてもらえた。
箱入り娘だからこそ箱の外の世界を見たくなるものなのかもしれません。
以上、シズカのスカウトでした。
Episode.1.0-007
王子様に憧れ、いつしか目指すようになった女の子が「一人の女の子」としてアイドルになる話。
クラスに転校してきた、王子様のように強くて優しい男の子に憧れていたスイ。
恋を知らなかった彼女は、自分の心から離れないその男の子の姿に知らず知らずのうちに恐怖を覚えていた。
自分が強くて優しい王子様になることによって心と身体の不一致を少しでも和らげようとしていたのだ。だんだんと彼の優しさを忘れてしまっていたようだが。
ムスビの考察によると、この時感じた恐怖が別の形で発現してしまったのが男性恐怖症ということみたいだ。
スイは自分の王子様になりたいという思いが恋が捻れた結果によるものだったと理解し、改めて恋することを宣言。
支配人にはかつての王子様の面影を感じとった様子。
アイドルとして、一人の女の子として成長していくことだろう。
ノノヒメとスイの対比はいいですね。
いいコンビになりそうです。
以上、スイのスカウトでした。
Episode.1.0-006
平凡な日常に何か違和感を感じていた女の子が、真剣になれるものを見つける話。
何かに熱中するわけでもない普通の日々に違和感をかんじていたスミレ。
ギャルっぽい見た目だが根は真面目な女の子。
スミレには気持ちを打ち明けられる存在がいなかった。そこを埋めていくのは、支配人やナナスタのみんなだろう。
スミレは初めて支配人の説得によってアイドルになった子。
好意を向けてくれているのも明らかだ。
今後この子がどうやって「アイドル」と向き合っていくのか楽しみだ。
以上、スミレのスカウトでした。
Episode.1.0-004
可愛くなりたいと思いつつもその気持ちを押し殺していた女の子が、「家族」と出会いアイドルになる話。
母親が亡くなって以降、「かわいい」という褒め言葉をうまく受け止められなくなっていたノノヒメ。
その壁を乗り越えるのは、やはり「家族」という存在なのだ。
ロナを妹みたいだとノノヒメは感じた様子。
誰かを引っ張っていける存在がナナスタに増えた。このシーンだけだと王子様のような気質を感じるが、心の底では可愛くなりたいと願っていたのだ。
シスターズというだけあって「家族」としての絆は今後も深まっていくことだろう。
以上、ノノヒメのスカウトでした。
Episode.1.0-003
とあるアイドルに救われた女の子が、誰かを模倣したアイドルではなく、自分自身に価値を見出す話。
七咲ニコルのおかげでかつて居場所を得たロナ。ロナにとってのアイドル像は、ニコルがしてくれたように「誰かを支えられる、みんなに勇気をあげられる人」なのだろう。
1.0-000にてあったようにコニーさんは自分たちを超えた「アイドルを超える絆を持った未来のアイドル」を作り出そうとしている。
七咲ニコルがロナを支えてしまったら、セブンスシスターズを超える、新時代のアイドルにはなってくれない。
結果としてロナはニコルの支えがなかったからこそ、誰かを支えられる「私」というアイドルになることができた。
何がここまでコニーさんを突き動かすのだろう?
ニコルにとってのアイドルとはなんだったのだろう?
この物語は新しいアイドルの始まりと同時にかつてのアイドルの終わりを意味するのかもしれない。
以上、ロナのスカウトでした。